わかりやすくてすっと入ってくる文章を書くために気をつけていることは?

  • なるべく一文を簡潔に、短くする

  • 奇をてらって難しい語を使わない

  • 読書量を多くする

  • 人が知りたいことは何かを考えながら書く

ですかね。

私はおしゃべりが大好きで、夕飯時には両親に今日あったことを全て話すようにしていました。ただ、全て話すと話がどうしても長くなります。いつまでも結論に辿り着かないモノローグに飽きた父に、「人が聞きたいと思う話をしろ。つまらない話をするなら俺はもう聞かない!」と言われて、「面白い話ってなんだ?伝わる話し方ってなんだ?」と考えるようになりました。

父には新聞を読め、新聞には人が知りたいことが書いてある、と言われ、それから毎日中学校から帰ってくると真っ先に新聞を読むのが私の日課になりました。新聞の文章は分かりやすくてすっと入ってきますよね。多くの人に物事を伝えるのが新聞の役目ですし。新聞を読みながら、継続して読書もしていました。すると、自ずと人に伝わる文章の書き方が分かってきた…といった感じです。学生だった頃の読書量はとにかく多く、人の4倍はあったはずなので、それが今物を言っていると思います。

色んな演奏をたくさん聴くことが音楽を聴く耳を養うように、文章を書くのも、いかに今まで色々な文章を読んできたかが大切だと思っています。


質問Satomi Chihara