クラシック音楽の世界でも性被害問題はありますか?
あります。そういうのって、どこの業界でも多かれ少なかれあるとは思いますが。
留学したいとのこと。まず、被害に遭わないように自己防衛してください。
密室でのレッスンは必ず録音する(iPhoneの設定で、後ろを3回タップすると録音が始まる、みたいなやつを設定しておくと良いかもしれません。レッスン以外の想定していなかった場面で急に嫌なことをされた場合も、咄嗟に録音できるので)
SNSを使用して近づいてくる演奏家には気をつける(彼らは甘い言葉で唆して来ます。例えば、自分のレッスンを受けたら今度のオケのオーディションでプッシュしてあげる、レッスンのために自宅に来い、とか。真に受けない方が身のためです。既婚者男性でもこういうことをしている人はいるので注意。)
アジア人が好きそうな男性には初めから防衛線を張っておく(SNSでやたらとアジア人女性ばかりフォローしている人には気をつけてください。これは個人の意見ですが、そもそも人種に釣られて寄ってくる男にはろくな人がいないので。)
普段からYES・NOは相手の目を見てハッキリ言う癖をつける。日本人女性だと、最初から気が弱そうだと舐めてかかられる場合があるので。私はアンタの思うような扱いやすい女とは違うのよ、という強気な態度で人と話すことも大事です。語学に自信がない人にありがちなのが、声が小さくなること。声が大きいだけでしっかりしているように見えるので、ここらへんも気をつけてください。
少しでも違和感を感じたら本能を信じて近寄らない。
情報通の友達を持っておく。あの人はヤバいらしい、みたいな話を聞いたら近寄らないし、やむを得ない場合は二人きりにならないようにするなど対策をする。
それでも運悪く被害に遭ってしまった場合は、なるべく証拠になるようなものを集めて、警察に行ってください。周りに同じような被害に遭った人がいないか、もし聞けたら聞いて証言を集めてみてください。学校にもそういうことへの対処を頼んだり、カウンセリングを受けられるサービスがあるはずです。もし警察に行きづらければそちらにも相談してみてください。
私は運良く今までそういった被害に遭ったことは無いのですが、周りの人たちからは結構いろんな話を聞いています。立場を利用して脅してくる教師や音楽家の多いこと。彼らに実際如何ほどの権力があるのか、と内心疑問に思いますが、告発し難いと悩む気持ちもよく分かります。
クラシック音楽も芸能界のような一面があります。普段から用心しておき、何かあったらなるべく証拠を残し、警察に行くという強い気持ちを持っていることに越したことはないと個人的には思っています。