パトロンって音楽家に必要なんでしょうか?パパ活しているようにしか見えません…
本来パトロンとは、王侯貴族や資産家、富豪が音楽家のスポンサーになることを意味すると思います。昔は芸術家にはパトロンがいたのですが、現代でそういう話は滅多に聞きません(しかし、あの音楽家にはパトロンがいるらしい、という話を聞くこともあるので、いる人にはいるみたいです。)個人より、企業(か太い実家)がスポンサーになることの方が今は一般的なのではないでしょうか。
必要か否かについては、いた方が生活が安定するのは確かです。でも、才能ある音楽家が溢れかえっている今の世の中で、本当の意味でのパトロンを見つけるのは至難だとは思います。
パパ活での金銭的支援の対象は若い女性ですよね。例えば、ベートーヴェンが50代の時の最晩年の作品『ミサ・ソレムニス』は、彼のパトロンであるルドルフ大公に捧げられています。そのパパが、ルドルフ大公とベートーヴェンの関係のように、年齢や性別無しに才能に惚れ込んでいるのであれば、パパ活というより「パトロン」なのでしょうけれど…。ただ、若さや美しさを売ることにより金銭的援助や演奏の機会が貰えて、結果的に成功に繋がる(そして本人がそのようにして成功したいのであれば)、好きなようにすれば良いのでは?と正直私は思っています。音楽も芸能なので、綺麗に成功している人ばかりでは無いでしょうしね。