できる限り演奏で生計を立てる方法を教えて欲しいです。
楽器が書いていない&ソロかソロ以外でも演奏が仕事にできたら良いのかが書いていないので、回答が難しいのですが…
ピアノ以外の楽器なら、オケに入るのが一番良いでしょう。ただ、日本のオケは給料低いと噂で聞いたので、ドイツなんかに留学して良いとこのアカデミーに入ったり、コネを作ったりしてオケのオーディション受けまくってください。ちなみに、オランダは音楽家に優しくないようです。コンセルトヘボウなんて世界トップレベルなのに、給料はベルリンフィルに全く及ばないとか。
オケのオーディションに招待され、一次二次ファイナルとオーディションを勝ち抜き、さらに試用期間を乗り切れば、あとは大体安泰です。ただ、芸術方面に回される国の予算が削られても生き延びそうなオケを上手く選んでくださいね。ある程度のオケじゃないと月€3000以上稼げませんし、それくらいは稼いでいないと西欧では暮らすのは(まあ場所にもよりますが)難しいことは考慮してください。ドイツの月収€1000ちょっとのオケだと演奏だけでは生きられませんよ。
もしくは、日本ではポップスの演奏だとヴァイオリンは結構儲かると友人が言っていました。
さて、ピアノなら、嘱託伴奏員を目指すのが良いかもしれません。
とは言え、伴奏もコレペティか楽器かで変わってきます。ヨーロッパでコレペティをやろうと思ったら、ドイツ語・フランス語・イタリア語のうちどれか1つ以上は発音指導できないといけない+英語でコミュニケーション取れないとダメなので、余程語学が得意で無い限りコスパが悪いなと私は思いました。さらに、ピアノを弾いて暮らしたいそこそこ上手い人が、少ないコレペティ募集枠に殺到します。ヨーロッパ人は言語面で我々日本人と比べて有利なので、余計にコレペティになるのは困難です。
器楽の嘱託伴奏員になれても、例えばドイツだと音大を幾つか掛け持ちしたり教えたりしないと食べていけないと、めちゃくちゃ上手いピアニストが言ってました。「奴隷労働のようだ」とその方は言っていました。まあ音大にもよるかもしれません。オランダでも嘱託伴奏員をしながら教えたり、他のことをしている人が多い印象です。
日本の音大の嘱託伴奏員も、音大首席卒業やそれくらい上手い人がなるイメージなので、かなり難しいとは思います。ただ、音大に雇ってもらえれば、個人で活動するより収入的には安定するでしょう。コンクールやマスタークラスの仕事も受ければ、問題なく食べていけるのでは。
ソロ一本で食べて行きたいなら…ピアノならショパコンで入賞してください。あとはsnsで目立ってファンを増やすか。それ以外の方法で演奏だけで生計が立てられる方法があるなら、私が知りたいので教えてください!