英会話は文法が中学レベルでもできる?

なんとかなるとは思います。英語は喋っているうちに慣れてきます。文法が中学生でも、会話は度胸と機転の方が大事です。例えば、知らない単語を使って何かを言いたい時に、どのくらい知っている単語で代用するか、ということを、常に頭を回転させて考えてください。この、言い換えるスキルみたいなものは、普段から分からない単語を調べる時に、英語辞書を引くと身に付きます。

例えば、最近の私は、callousという言葉を知らなかったので辞書で引きました。日本語だと「無情な、心無い、冷淡な」と意味が出てきます。これを、Oxford Learner’s Dictionariesで引くと”not caring about other people’s feelings, pain or problems” (他人の感情や痛み、問題を気にしないこと)と出てきます。冷淡な、などの言葉を英語で知らなくても、知っている言葉だけでこんなに「冷淡」を説明ができるのです。

このように、日本語で思考している時に使う語を英語で知らなくても、知っている言葉をかき集めて説明することは可能です。会話をしていて、「これを言いたいけど英語が出てこない」という時は、機転を利かしてこのように乗り切ってください。(ただ、これを何年もやっていると語彙が拡大しないので、いつまで経っても幼稚な喋り方をする人になってしまうのですが…質問者さんの目先の問題の解決には、この方法は有効だと思います。)

そして、ドイツ語圏の人の喋り方は、フランス訛りやラテン系の訛りに比べて、我々日本人には聞き取り易いかもしれません(人にもよりますが)なので、リスニング教材のネイティブアメリカ人やイギリス人の喋り方が早すぎて聞き取れなくても、現地に来てみたら意外にイケる!なんてことすらあるかも…。頑張ってください。

お茶代投げてくれる人!