ピアニストと作曲家の二刀流スタイルは今の時代も可能?
良い考えだと思います。実際に、オランダの私の友人で、即興と自作自演と過去の作曲家の作品を全部混ぜて演奏会をやっている人がいます。オランダ人は目新しいものや奇抜なものが大好きなので、結構ウケているみたいです。自作自演や即興など、昔の大作曲家たちは確かにしていた訳ですが、そういうものを受け入れて面白がる文化的土壌がヨーロッパにはあるのかな、と友人を見ていて思いました。日本はクラシック音楽を輸入したわけですし、日本の聴衆がそういうものを楽しむようになれば、日本でも二刀流でやっていく人が増えるのかもしれないですね。