テクニックを付ける方法を教えて欲しい。マスタークラスを受けた時にテクニックが足りないと言われた...
非常に回答が難しいです。理由は、そのマスタークラスの先生のおっしゃるテクニックが、文面を読んだだけではどのようなものか、私には上手くイメージできないからです。テクニックが足りないのに、音楽性やイメージは伝わってくる。テクニックは音楽性やイメージを伝えるためのものなので、理解に苦しみます。この場合、解決策としては
①その先生に詳しく話を聞いてください。テクニックが、基礎的なスケールやアルペジオや3度みたいなもののことを言うのか、脱力して弾きましょうとか、重さを上手く使って和音を鳴らしましょう、みたいな体の使い方ということでは、練習でのアプローチが変わってくるかと思います。
②自分の先生や他の信用できる先生に聞いてください。もし、そのマスタークラスを聞いていた先生がいらっしゃれば、その方にどう思いますか、と聞くのが一番です。そうでない場合は、『この先生のマスタークラスで、この曲を弾いた時に、先生にこのように言われた』と自分の先生や他の信用できる先生に聞いてみてください。テクニック、だけだとかなり言葉として大きいので、具体的に何をどう直せば良いのか、自分以外の客観的に見れる方々に噛み砕いてもらってください。
先生の数だけ、あなたの弾き方について違う意見があるのが普通です。1人の先生がこう言ったからこれが絶対的に正しい、などということはありません。そういう見方も、1つの可能性としてあり得るというだけです。受験生なので少しでも何かを良くしたい、と考える気持ちも分かりますが、もしそのテクニックの問題が長期的に解決しなければいけないことであれば、周りの先生たちも同じようなことを教えてくださるはずです。例えそれが受験までに直らなくても、大体の高校生は技術的に完成されていないのが普通なので、あまり気に病まないでくださいね。