語彙力を上げる方法はやはり読書しか無いですか?レッスンでうまく言語化ができない...

ありがとうございます!!嬉しいです!!

語彙力と、会話の際に求められる瞬発力は別物だと思っています。会話に求められるのは、相手の言ったことや相手の質問に対して、何を自分が伝えたいか考え→自分の知っている言葉の中から、それを伝えるのに最も適切な言葉を見つけ→相手との関係性を考慮した時に一番適切な形になるよう組み立てて文章にし→そしてこれら全てを瞬発的に行う技術です。

なので、レッスンで先生にイメージやキャラクターを聞かれた時、例え本当は色々は言葉を知っていたとしても、瞬時に自分の思い描くアイディアに一番近い語を上手く見つけ出し、組み立てて言葉にする、という作業が得意でないと、思うような反応ができないのではないかと思います。

(因みに、私は書くのは好きですが、会話が得意な意識は全くありません。私は会話の際の瞬発力が乏しいので、その場では「はぁ、へぇ」みたいな反応しかできないことも多いです。家に持ち帰って、熟考してやっと「あの時私はこれを言いたかった」と言語化できます。会話中って、どうも情報量が多くて(相手の動作や口調、自分の周りの環境とか)頭の半分くらいはちゃんと機能してない気がするんですよね…これは私のケースですが。)

語彙力を上げる方法は、おっしゃる通り読書が一番だと思います。本以外でも、文章を普段からたくさん読むのに越したことはないと思います。良い作家は、比喩が上手いです。比喩というのは、ある物事を説明するのに、全く違うことを持ち出すことなので、これこそ語彙力や想像力が求められます。上手い比喩表現に触れていくうちに、自分でも日常生活の中で何かを説明する時に「こう言えないか、ああ言えないか」等と考え始めます。これが、言語化する能力や、語彙力の向上に繋がるのかと。

私は日ごろから文章を書いたり、抽象的な思考を言語化して人に伝えたりもしています。覚えた語彙を使っていくことは必須です。

要は、インプットとアウトプットです。これが上手く循環する仕組みを生活で作ると(例えば読書や抽象的な思考を日課にして、その際に考えたことや感じたことを言語化して人に伝えることを定期的に行う)次第に語彙力が上がっていくのではないでしょうか。


質問Satomi Chihara